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物価・経済

日本のインフレは今後どうなる?日銀の見通しは2028年度まで2%以上、ただし3か月で変わった

公開: 更新: 読了目安 10分
日本のインフレは今後どうなる?日銀の見通しは2028年度まで2%以上、ただし3か月で変わった
相談者
物価が上がり続けていますが、これって今後どうなるんでしょうか。いつまで続くのか見当がつきません。
あかり
日銀は「当面は目標を下回らない」と見ています。ただし予想は前提の置き方で変わり、同じ日銀でも3か月前とは違う数字を出しています。順に見ていきます。

なお、この記事では対策そのものには踏み込みません。

日銀は3年先まで、目標を下回らないと見ている

日銀の消費者物価見通し。2026年度2.5%、2027年度2.4%、2028年度2.0%を示した横棒グラフ。日銀の目標2%の線を上回っている
政策委員の見通しの中央値(2026年7月時点)
出典: 日本銀行「経済・物価情勢の展望」
日銀の見通し(2026年7月時点・政策委員見通しの中央値)
  • 2026年度

    消費者物価(生鮮食品を除く)
    +2.5%
    実質GDP
    +0.6%
  • 2027年度

    消費者物価(生鮮食品を除く)
    +2.4%
    実質GDP
    +0.8%
  • 2028年度

    消費者物価(生鮮食品を除く)
    +2.0%
    実質GDP
    +0.8%
出典: 日本銀行「経済・物価情勢の展望」

日本銀行は年に4回、「経済・物価情勢の展望」という資料を出しています。政策委員が今後の経済と物価をどう見ているかを、数字で示すものです。

2026年7月31日に決まった最新版では、消費者物価(生鮮食品を除く)の前年度比が次のように見通されています(政策委員の予想の真ん中の値)。

言葉の説明

消費者物価指数しょうひしゃぶっかしすう
わたしたちが買うモノやサービスの値段が、去年と比べてどれだけ変わったかを示す数字です。総務省が毎月発表しています。
コアCPIコアシーピーアイ
消費者物価指数から、天候で値段が大きく動く生鮮食品を除いたものです。物価の基調を見るときに使われ、日銀の見通しもこの数字です。

足もとが1%台なのは、政府がエネルギー代を補助しているから

政府がエネルギー代を補助しているためだと、日銀は説明しています。電気代とガス代への補助です。家計の負担を抑えることに伴い、物価の統計上の伸びも小さく出ます。

そのうえで日銀は、2026年度後半以降は目標をはっきり上回る水準まで伸び率を高めていくと予想しています。さらに、物価の見通しについては上振れリスクのほうが大きいとも書いています。

あかり
今、低く見えるのは補助のためです。補助が終われば、また上がります。

専門家の予想は、前提の置き方で変わる

日銀・民間エコノミストの平均・置いた前提の3つで、同じ物価の先行きでも数字が変わることを示した図
数字が変わる3つの理由

日銀の見通しだけを見ると、それが答えのように思えます。ただ、同じ時期でも、置いた前提が違えば数字は変わります。

2026年度と2027年度の消費者物価上昇率の予想。日本銀行が2.5%と2.4%、民間エコノミスト平均が2.23%と2.37%を示した横棒グラフ
日銀と民間エコノミストの平均を、年度ごとに並べた比較
出典: 日本銀行「経済・物価情勢の展望」/日本経済研究センター「ESPフォーキャスト調査」
誰が、いつ時点で、いくつと予想しているか
  • 日本銀行(政策委員の中央値)

    時点
    2026年7月
    2026年度
    +2.5%
    2027年度
    +2.4%
  • 民間エコノミストの平均(ESPフォーキャスト調査・回答者37名)

    時点
    2026年8月
    2026年度
    +2.23%
    2027年度
    +2.37%
出典: 日本銀行「経済・物価情勢の展望」/日本経済研究センター「ESPフォーキャスト調査」

日銀と民間エコノミストの平均は、どちらの年度でも近い水準です。上のグラフのとおり、機関どうしの差はごくわずかです。大きく変わるのは、同じ調査のなかで前提を変えたときです。

注意していただきたいのは、どれも間違いではないという点です。前提の置き方が違うだけです。

2027年度の予想が割れるのは、食料品の消費税が下がるかもしれないから

同じ調査のなかに、もうひとつ数字があります。食料品の消費税減税を計算に入れた機関だけを集めた平均で、2027年度は大きく下がります。

同じ2027年度でも、消費税減税を計算に入れるかで予想が変わる
  • 回答者37名の平均

    2027年度の予想
    +2.37%
  • うち食料品の消費税減税を計算に入れた機関だけの平均

    2027年度の予想
    +1.00%
出典: 日本経済研究センター「ESPフォーキャスト調査」

2026年8月5日、政府は臨時閣議で、2027年4月から2年間、酒類と外食を除く飲食料品の消費税率を引き下げる基本方針を決めました。関連法案は秋の臨時国会に提出される予定で、2026年9月時点ではまだ成立していません。

あかり
どれも間違いではありません。前提の置き方が違うだけです。

今の日本はインフレとデフレのどっち?

言葉の説明

インフレインフレーション
モノやサービスの値段が上がり続けることです。同じ金額で買えるものが、だんだん減っていきます。
デフレデフレーション
値段が下がり続けることです。日本は1990年代後半から2010年代にかけて、この状態が長く続きました。

「デフレに戻ったのでは」と感じる方がいるかもしれません。物価の伸びが以前より小さくなったからです。

コアCPIの前年同月比の推移。2025年7月の3.1%から2026年4月の1.4%まで下がり、7月は1.8%に戻っている折れ線グラフ
コアCPI(生鮮食品を除く総合)の前年同月比
出典: 総務省統計局「消費者物価指数」
コアCPI(生鮮食品を除く総合)の前年同月比
  • 2025年7月

    前年同月比
    +3.1%
  • 2025年12月

    前年同月比
    +2.4%
  • 2026年2月

    前年同月比
    +1.5%
  • 2026年4月

    前年同月比
    +1.4%(この期間で最も低い)
  • 2026年7月

    前年同月比
    +1.8%
出典: 総務省統計局「消費者物価指数」

上の表のとおり、伸びがいちばん小さかった月でも、マイナスにはなっていません。この4年間、一度もマイナスになっていないので、デフレには戻っていないと言えます。

アメリカやユーロ圏と比べると、日本のほうが低い

日本だけが特別に物価高というわけではありません。

2026年7月の消費者物価の前年同月比。アメリカ3.4%、ユーロ圏2.9%、日本1.9%を示した横棒グラフ
日本・アメリカ・ユーロ圏を同じ時点でそろえた比較
出典: 総務省統計局「消費者物価指数」
日本・アメリカ・ユーロ圏の物価上昇率(2026年7月)
  • 日本

    総合
    +1.9%
    コア(食品・エネルギーを除く)
    +1.9%
  • アメリカ

    総合
    +3.4%
    コア(食品・エネルギーを除く)
    +2.5%
  • ユーロ圏

    総合
    +2.9%
    コア(食品・エネルギーを除く)
    +2.5%
出典: 総務省統計局「消費者物価指数」/米国労働統計局 Consumer Price Index/Eurostat HICP

ただし、日本には「30年近く物価が動かなかった」という前提があります。他の国の人にとっては物価が上がるのが普通ですが、日本では久しぶりの出来事です。

あかり
伸びが小さくなることと、値段が下がることは違います。

なぜ物価は上がっているのか

物価が上がる3つの理由。円安と資源高は海外の事情で決まり、人手不足は国内の事情であることを示した図
物価が上がる3つの理由と、その決まり方
出典: 日本銀行「経済・物価情勢の展望」

① 円安で、輸入するものが高くなった

円が安くなると、同じものを買っても支払う円が増えます。上の表は、為替が動いたときに輸入品の値段がどう変わるかを並べたものです。

円安になると、同じ商品でも支払う円が増える
  • 1ドル100円

    100ドルの商品を買うのに必要な円
    10,000円
  • 1ドル130円

    100ドルの商品を買うのに必要な円
    13,000円
  • 1ドル160円

    100ドルの商品を買うのに必要な円
    16,000円
出典: 自社試算(為替の水準ごとに、同じ商品の支払額を計算したもの)

② 人手不足で人件費が上がり、値段に乗っている

働く人が足りないので、企業は給料を上げないと人を採れません。上がった人件費は、商品やサービスの値段に乗せられます。

日銀は、人手不足が続くなかで、賃金と物価が互いに引き上げ合う動きは続くとみています。給料が上がるから値段が上がり、値段が上がるから給料を上げる、という循環です。

③ 原油をはじめ資源が上がった

日銀は2026年の春先以降、中東情勢の影響で原油価格が上がったことを、物価を押し上げる要因として挙げています。エネルギーが上がると、電気代・輸送費・製造コストと、幅広い商品に波及します。

あかり
3つのうち2つは海外の事情です。日本側では止められません。

目標どおりに続いたら、100万円はどうなるか

38歳のAさんの事例。10年たっても口座の金額はそのままだが、同じ金額で買えるものは減ることを示した図
Aさんが預金を10年置いたままにした場合
出典: 日本銀行「経済・物価情勢の展望」
あかり
この計算は予測ではありません。「もし日銀の目標どおりに続いたら」という仮定の話です。

38歳の会社員Aさんは、使う予定のないお金を普通預金に置いています。銀行に置いたお金は、何年たっても同じ金額のままです。減るのは金額ではなく、その金額で買えるものの量です。

年2%のインフレが続いた場合の100万円の実質的な価値。10年後82.0万円、20年後67.3万円、30年後55.2万円を示した横棒グラフ
年2%が続いた場合の、100万円で買えるものの量
出典: 日本銀行「経済・物価情勢の展望」
年2%が続いた場合、100万円で買えるものはどう変わるか
  • 今

    買えるものの量(今の金額に直すと)
    100.0万円
    減った分
    ─
  • 10年後

    買えるものの量(今の金額に直すと)
    82.0万円
    減った分
    -18.0万円
  • 20年後

    買えるものの量(今の金額に直すと)
    67.3万円
    減った分
    -32.7万円
  • 30年後

    買えるものの量(今の金額に直すと)
    55.2万円
    減った分
    -44.8万円
出典: 年2%で計算(100万円 ÷ 1.02の累乗)。日本銀行の物価目標2%を前提に置いた試算
あかり
これは予測ではなく、目標どおりに続いた場合の計算です。

この見通しは当たるのか

日銀自身の見通しが、4月から7月までの3か月で下方修正されたことを示した図
日銀の見通しが4月から7月にかけて動いた流れ
出典: 日本銀行「経済・物価情勢の展望」

ここまで紹介した日銀の数字は2026年7月時点のもので、3か月前の見通しとは違っています。

日銀自身の見通しが、3か月でどう動いたか
  • 2026年度

    4月時点の見通し
    +2.8%
    7月時点の見通し
    +2.5%
    動いた幅
    -0.3ポイント
  • 2027年度

    4月時点の見通し
    +2.3%
    7月時点の見通し
    +2.4%
    動いた幅
    +0.1ポイント
  • 2028年度

    4月時点の見通し
    +2.0%
    7月時点の見通し
    +2.0%
    動いた幅
    変わらず
出典: 日本銀行「経済・物価情勢の展望」
日銀の見通しが4月から7月にどう変わったか。2026年度が-0.3ポイント、2027年度が+0.1ポイントの修正を示した左右対称の棒グラフ
同じ年度の見通しが、4月と7月でどう変わったか
出典: 日本銀行「経済・物価情勢の展望」

日銀は、2026年度が下振れた理由を、政府による夏場のエネルギー負担緩和策の効果などによると説明しています。政策が変われば見通しも変わる、ということです。

先行きは、大きく3つのどれかになる

ひとつの数字を当てにいくかわりに、起こりうる状態を分けて考えると、備え方が決めやすくなります。

考えられる3つの道すじ
  • A 2%前後で落ち着く(日銀の見通しどおり)

    そうなる条件
    賃金の上昇が続き、資源価格が落ち着く
    家計にとって
    毎年少しずつ物価が上がる状態が続く
  • B 2%より高いまま続く

    そうなる条件
    円安がさらに進む、資源価格が上がる
    家計にとって
    日銀が予想を上振れリスクとしている方向
  • C 2%を下回る

    そうなる条件
    円高に振れる、資源価格が下がる、食料品の消費税が下がる
    家計にとって
    民間予想の一部(2027年度1.00%)はこの想定
出典: 日本銀行「経済・物価情勢の展望」/日本経済研究センター「ESPフォーキャスト調査」

日銀は、物価の見通しについては上振れリスクのほうが大きいとしています。3つのなかではAとBの側に寄っている、という見方です。

あかり
専門家が毎日データを見ていても、こうなります。予測とはそういうものです。

日銀はなぜインフレを止めないのか

言葉の説明

政策金利せいさくきんり
日銀が決める、世の中の金利の出発点になる金利です。これが上がると、住宅ローンの金利や預金の金利も上がっていきます。
利上げりあげ
政策金利を上げることです。お金を借りにくくして、モノが買われすぎるのを抑え、物価の上がりすぎを止める狙いがあります。

日銀はインフレを放置しているわけではありません。政策金利は2026年6月に引き上げられ、7月の会合では据え置かれました。

一気に上げない理由は、金利を急に上げると景気そのものが冷えるからです。住宅ローンの返済額が増え、企業も設備投資を控えます。

相談者
じゃあ、物価が上がるのは日銀としては想定どおりということですか。
あかり
目指しているのは物価上昇をゼロにすることではなく、目標の水準で安定させることです。

給料は物価に追いつくのか

相談者
物価が上がっても、うちの給料はそんなに上がっていないんですが。
2026年6月の賃金。給料の伸び3.4%、物価の伸び1.9%、差し引きの実質1.6%を示した横棒グラフ
名目の賃金と、物価を引いたあとの実質賃金
出典: 厚生労働省「毎月勤労統計調査」
2026年6月の賃金(事業所規模5人以上・速報値)
  • 現金給与総額

    金額・伸び
    531,677円(前年同月比 +3.4%)
  • 物価の伸び(実質化に使う指数)

    金額・伸び
    +1.9%
  • 実質賃金

    金額・伸び
    +1.6%
出典: 厚生労働省「毎月勤労統計調査」

ただし注意すべき点があります。ひとつは、これが全国の平均だということです。40歳のBさんの会社は2026年、給料が据え置きになりました。平均が上がっていても、自分の給料が上がっていない人はいます。

もうひとつは、この数字が速報値で、あとから改定されることがある点です。

あかり
これは全国の平均です。自分の給料が上がっているかは、別に確かめてください。

ハイパーインフレは来るのか

ハイパーインフレの定義(月50%超)と、今の日本の水準(年で数%)の対比図
ハイパーインフレの定義と、今の日本の水準

言葉の説明

ハイパーインフレ─
物価が短期間に爆発的に上がる状態です。日本政府や日銀による公式な定義はありませんが、経済学では経済学者フィリップ・ケーガンによる「月に50%を超える物価上昇」という定義がよく使われます。

月に50%上がるというのは、1か月で値段が1.5倍になるということです。これが1年続くと、物価は100倍を超えます。100円のパンが1万円を超える計算です。

ハイパーインフレの定義と、今の日本
  • ハイパーインフレ(ケーガンの定義)

    物価の上がり方
    月50%超(1年続けば100倍超)
  • 今の日本(2026年7月)

    物価の上がり方
    年1.9%
  • 日銀の見通しで最も高い年度

    物価の上がり方
    年2.5%(2026年度)
  • 民間エコノミストの平均で最も高い年度

    物価の上がり方
    年2.37%(2027年度)
出典: 総務省統計局「消費者物価指数」/ハイパーインフレの定義について(日本銀行 教えて!にちぎん)/日本経済研究センター「ESPフォーキャスト調査」

公的機関や大手の調査機関で、日本のハイパーインフレを予想しているものは、この記事を書くにあたって確認した範囲では見当たりませんでした。日銀の見通しでいちばん高い年度でも、その水準には遠く及びません。

あかり
不安を煽る話は多いですが、今の数字とは桁が違います。

当たらなくても困らない備え方

ひとつの予想に賭ける備え方と、お金のまま持つ割合を下げて分散する備え方の対比図
うまくいかない備え方と、現実的な備え方の対比

ここまで見てきたとおり、専門家の予想は前提しだいで大きく変わり、同じ日銀でも短い間に数字が変わります。つまり「どれが当たるか」を当てにいく前提で決めると、外れたときに困ります。

考え方は逆にします。AでもBでもCでも大きく損なわない形にしておく、というやり方です。

予想が外れても困りにくくする3つの原則

  1. 現金だけにしない。物価が上がる分だけ、置いておくお金の価値は下がる
  2. 一度に全額を動かさない。買う時期を分けると、いつ動くかを当てなくてよくなる
  3. 使う予定のあるお金は動かさない。生活費の半年分は現金で残す

では実際に何を持てばいいのか。株式、金、外貨、個人向け国債、不動産など、選択肢はいくつもあり、それぞれ守れるものと守れないものが違います。

あかり
どれが自分に合うかは、条件をそろえて比べないと決められません。基礎から順に押さえたい方は、TAPPが開いている無料のセミナーがあります。

よくある質問

よくある質問

今の100万円は10年後いくらになりますか?

金額は変わりません。ただし日銀の目標である年2%で物価が上がり続けた場合、買えるものの量は目に見えて減ります。何年後にいくらぶんになるかは、記事中の表にまとめました。これは目標どおりに続いたと仮定した計算で、予測ではありません。

2026年のインフレ予測は?

日本銀行と民間エコノミストで数字が違います。日銀のほうが高く、民間の平均のほうが低い予想です。それぞれの数字は記事中の表にまとめました。予想には開きがあるので、ひとつの数字だけを見ないでください。

日本のインフレはいつまで続くのか?

日銀の見通しでは、2028年度まで目標を下回らないとされています。それ以降については日銀も見通しを出していません。なお、日銀が目指しているのは物価上昇をゼロにすることではなく目標の水準で安定させることなので、「元の値段に戻る」ことは想定されていません。

これからの日本はインフレになりますか?

すでにインフレの状態が2022年から4年以上続いています。この期間に一度もマイナスになっていません。日銀は今後も目標を上回る状態が続くと見ており、物価の見通しについては上振れリスクのほうが大きいとしています。

物価は前の値段まで戻りますか?

値段が下がって元に戻ることは、日銀の見通しには含まれていません。物価上昇率が下がるのは「値段が下がる」ことではなく「上がるスピードが遅くなる」ことです。値段そのものが下がり続ける状態はデフレと呼ばれ、日銀はそこに戻らないことを政策の目標にしています。

日銀の見通しは当たりますか?

当たるとは限りません。同じ日銀が3か月前には違う数字を出していました。どう動いたかは記事中の表のとおりです。ひとつの数字を前提に家計や投資の判断をしないほうが安全です。

まとめ

この記事で分かったこと

  1. 日銀は3年先まで目標を下回らないと見ているが、3か月で数字を変えた
  2. 専門家の予想は前提しだいで変わる。ひとつの数字を信じない
  3. 今の日本はインフレ。物価の伸びが下がっても、値段は上がり続けている
  4. 原因は円安・人手不足・資源高。このうち2つは海外の事情で決まる
  5. 予想を当てにいくのではなく、どれが当たっても困らない持ち方にする
あかり
日銀は当面、目標を下回らないと見ています。ただ、同じ日銀が3か月で数字を変えました。専門家の予想も、前提が変われば変わります。つまり、当てにいくものではないということです。

まず確かめること

  • 1か月の生活費を思い出す(だいたいで構いません)
  • 日銀の目標である2%をかけて、1年でいくら余分に必要かを見る
あかり
だからといって、何もしないのが正解ではありません。物価が上がっても下がっても困らない持ち方にしておく、というのが現実的な答えです。
あかり
では実際に何を持てばいいのか。6つの手段を同じ条件で比べた記事があります。

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