CryptoKitties(クリプトキティズ)というゲームが今、とてつもない盛り上がりを見せています。今年(2018年)に入ってから、その売り上げは20億を突破し、商業利用としての活用に向けて前進し始めています。

 

この記事では、そのCryptoKitties(クリプトキティズ)とは何なのか?といったことや、このゲームが示したDApps(ダップス)と呼ばれる分散型アプリケーションの可能性について考えてみたいと思います。

 

CryptoKitties(クリプトキティズ)とは?

 

CryptoKitties(クリプトキティズ)とは、イーサリアムブロックチェーン上で開発された子猫育成ゲームです。2017年の11月にサービスを開始してから、凄まじい勢いでユーザー数を伸ばしています。

 

ユーザーは、仮想通貨であるイーサ(ETH)を支払うことで、自分が保有している猫を個性的に成長させることができ、かつ成長した猫を売ることでトークンを得ることも可能です。

 

にわかには信じがたい話ですが、先日1匹の猫に1000万もの値がつくということも起きており、まさにバブルと言っても過言ではない状態が起きています。

 

CryptoKitties(クリプトキティズ)が示したDapps・ブロックチェーンの未来

この異常なまでの流行りは、事実だけを知るだけでは「なんかすごいことが起きている」ぐらいにしか思いませんが、これを”分散型のアプリケーションが世の中に認められた最初の事例”と捉えると、未来について少し考えたくなります。

 

分散型アプリケーション=Dapps(decentralized applications)は、Ethereum(イーサリアム)ブロックチェーン上で開発されるアプリケーションのことをさします。

 

その大きな特徴は、アップルストアに並ぶ既存のアプリケーションとは異なり、中央でシステムを管理する主体が存在しないことにあります。

 

みなさんがご存知のパズドラやモンストといったゲームでは、必ずゲームの運営を中央で任されている人・組織が存在します。(GUNHOやmixi)しかし、CryptoKitties(クリプトキティズ)には、その運営者が存在しないのです。

 

誰一人CryptoKitties(クリプトキティズ)に関わっていないというと語弊が生まれるので少し訂正しますと、”どこかCryptoKitties(クリプトキティズ)のガチャの確率を操作したり、猫の価格を決定したり、ユーザーの個人情報を保持している主体が存在しない”というと正確かもしれません。

 

つまるところ、中央のコントロール主体を持たずに運営されている、ということです。これは凄いことです。中央の管理者がいないことがどれだけ凄いかを端的に述べると、あのフリマアプリであるメルカリを例に出すと分かりやすいです。

 

みなさん、メルカリを使っていて、取引が成立し、商品を送ったのにも関わらず、代金が支払われずに、相手に自分が送った物を持ち逃げされたことはありますか?

 

ないですよね。そんなことがあったらメルカリは上場なんてしていません。ですが、なぜメルカリ上ではそういった不正が行われないのでしょうか?

 

その理由はひとえに、メルカリという中央の運営主体が、ユーザーを厳重に監視し、秩序を保っているからです。

 

中央管理者が存在しないアプリケーションの時代

中央管理者がいるからこそ、あれほどまでの成長を成し遂げたメルカリ、一方でDApps(ダップス)の凄い点は、その中央管理者が存在しないことにあるのです。

 

現在の技術力では、あれほどのスケールのシステムを動かすDApps(ダップス)を作ることは不可能ですが、今後DApps(ダップス)がさらに成長すれば、中央の運営主体を持たないメルカリのようなサービスが平然と私達の社会に誕生するのです。

 

今はまだゲームとしてしかそのポテンシャルを見せることができていないDApps(ダップス)も、今後はゲーム以外の部分、それこそメルカリのようなサービスを代替していく可能性すらあるのです。

 

それが、今回CryptoKitties(クリプトキティズ)が示したDApps(ダップス)の未来の可能性なのです。今後のDApps(ダップス)の発展がとても楽しみです。

 

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